医師紹介
院長 金澤 周
ご挨拶
『あなたとあなたの大切な人の健康と未来を守るために』
この信念のもと、私は医療活動を行っています。
私が医師になろうと思ったきっかけの一つは、ひいおばあちゃんの死でした。
私が小学校6年生の卒業を間近に控えた寒い冬の朝のことでした。
突然電話が鳴りました。
それは以前から胃がんで闘病中だった、大好きなひいおばあちゃんの死を伝えるものでした。
私は小さい頃にひいおばあちゃんに育てられた時期があり大好きでした。
半年くらい前に闘病中のひいおばあちゃんに会いに行き、別れ際に手をつなぎ「また会いに来るから死なないでね」と伝え、それを聞いたひいおばあちゃんは静かにうなずいて笑顔で聞いてくれていました。
それがひいおばあちゃんとの最後の会話でした。
「もう一回ひいおばあちゃんと会いたかった」
「もう一回会えたら、いろいろ話したいことがあるのに」
ひいおばあちゃんの笑顔を思い出し、何回も泣きました。
おばあちゃんの癌は見つかった時にはすでに進行癌でした。
手術も受けましたが、完治することはできませんでした。
すべての生きとし生けるものにはいつかは死が訪れます。
これは自然の摂理です。
しかし、癌を早期に発見でき適切な治療を受けることができれば、完治することもでき、自分自身の時間や大切な人と過ごす時間をより長く楽しむこともできます。
現在私が専門にしている大腸がんは、早期発見・早期治療が可能な癌の一つです。
早期であれば、内視鏡的切除でほぼ100%治ります。
これまで、私は主に大腸外科医として医療活動をしてきました。
その中で、「もう少し早く受診してくれていたら...」
「もう少し病気を早く発見できていたら...」
と思ったことが何度もありました。
現在私は「大腸がんで苦しむ方やご家族を少しでも減らしたい」という思いで、日々診療を行っています。
大腸がんに関する記事を積極的に発信しているのもこのためです。
私の日々の診療や記事が、少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。
おしりから出血をしていて不安な方、以前より便秘や下痢が頻繁になり不安な方、身近な人が大腸がんになり不安な方、まずはクリニックを受診してみてください。
そして、あなたの身近に悩んでいる人がいたらクリニックの受診を勧めてみてください。
『あなたとあなたの大切な人の健康と未来を守るために』
草加西口大腸肛門クリニック
院長 金澤 周
略歴
- 2003年 弘前大学医学部卒業
- 横浜市立大学第一外科(現外科治療学) 入局
- 横浜市立大学市⺠総合医療センター 消化器病センター
- 神奈川県立がんセンター 大腸外科
- 東京⼭手メディカルセンター 大腸肛門病センター
資格
- 医学博士
- 日本外科学会 外科専門医
- 日本消化器外科学会 消化器外科専門医・指導医
- 日本大腸肛門病学会 大腸肛門病専門医・指導医
- 日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医
- 日本消化器病学会 消化器病専門医
- 日本内視鏡外科学会 技術認定医(大腸)
- 日本消化管学会 胃腸科専門医
- 日本抗加齢医学会 専門医
- 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医