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    アークプラザⅡ 3F

胃がん

目次

胃がんとは

胃がんの内視鏡検査写真
【胃がんの内視鏡検査写真】

胃がんは、胃の内壁を覆う粘膜の細胞ががん化し、異常増殖することで発生する悪性腫瘍です。

がんが進行すると、胃の壁の深くまで浸潤し、リンパ節や他の臓器に転移することもあります。

早期の段階では症状がほとんどないため、定期的な検診による早期発見が重要です。

日本での胃がんの現状

日本は世界的に見ても胃がんの発症率が高い国のひとつです。

特に50歳以上の男性に多く、男女比では2:1の割合で男性のほうが多くなっています。

2018年の統計では、全国で約12万6千人が新たに胃がんと診断され、年間の死亡者数は約4万5千人にのぼりました。

日本での胃がんの現状

2023年のがん統計では、胃がんは肺、大腸、膵臓に次いで4番目に死亡数が多いがんとされています。

近年では、ピロリ菌除菌の普及や食生活の改善によって発症率は減少傾向にあります。

また、検診の普及により早期発見が増えたことで、内視鏡による体への負担が少ない治療の適応が広がり、治癒率も向上しています。

胃がんの原因

胃がんは、多くの因子が複雑に絡み合って発症する病気です。

中でも、ピロリ菌感染や生活習慣が大きな影響を与えることが分かっています。

また、遺伝的な要因も一部関与しているとされています。

ピロリ菌(H. pylori)感染

【ピロリ菌の電子顕微症画像】(ヤクルト中央研究所HPより引用)
【ピロリ菌の電子顕微症画像】(ヤクルト中央研究所HPより引用)

ピロリ菌は胃の粘膜に感染し、慢性的な胃炎を引き起こします。

長期にわたって感染が続くことで、萎縮性胃炎や腸上皮化生を経て、胃がんの発生リスクが高まります。

食生活

塩辛や漬物、干物などの高塩分食品を常食することで、胃の粘膜に慢性的な刺激が加わり、がんのリスクが増すとされています。

逆に、野菜や果物に含まれるビタミンCなどの抗酸化物質は予防に有効とされています。

喫煙・過度の飲酒

タバコに含まれる有害物質は胃の粘膜を傷つけ、DNA損傷を引き起こし、発がんに関係します。

また、多量の飲酒は胃粘膜のバリア機能を弱め、炎症や発がんリスクを高めるといわれています。

遺伝的要因

家族に胃がんの方がいる場合は、遺伝的背景や生活習慣の共通点から、胃がん発症のリスクが高まるとされています。

胃がんの症状

胃がんの初期段階では、ほとんど自覚症状がありません。

しかし、進行すると以下のような症状が現れることがあります。

  • 胃の痛みや不快感
  • 胸やけや吐き気
  • 食欲不振・体重減少
  • 黒色便(がんからの出血による)
  • 食事がつかえる感じ(進行がんの可能性)

これらの症状が続く場合は、早めに医療機関を受診しましょう。

胃がんの検査・診断

胃がんの診断には、がんの有無だけでなく、進行の程度や転移の有無を把握することが重要です。

そのため、複数の検査を組み合わせて診断が行われます。

胃内視鏡検査(胃カメラ)

【早期胃がんの内視鏡検査写真】(OLYMPUS EndoAtlasより引用)
【早期胃がんの内視鏡検査写真】(OLYMPUS EndoAtlasより引用)

内視鏡で胃の内部を直接観察し、疑わしい病変があれば組織を採取(生検)し、病理診断を行います。

早期発見に最も有効な検査です。

胃透視検査(バリウム検査)

【胃透視検査(バリウム検査)の写真】(日本消化器内視鏡学会HPより引用)
【胃透視検査(バリウム検査)の写真】(日本消化器内視鏡学会HPより引用)

バリウムを飲んで胃の形や粘膜の凹凸を確認します。

検診などで行われることが多いですが、内視鏡よりも精度は劣ります。

CT・MRI検査

がんの広がりや周囲の臓器、リンパ節、遠隔臓器への転移の有無を調べる画像検査です。

腫瘍マーカー検査

血液検査でCEAやCA19-9などの胃がんの際に上昇する可能性がある腫瘍マーカーの数値を測定します。

診断補助や経過観察に用いられますが、単独での早期発見には不向きです。

審査腹腔鏡検査

画像では確認できない小さな腹膜転移(お腹の中への癌の広がり)などを直接観察するために、腹腔内に内視鏡を挿入して確認する検査です。

進行がんが疑われる場合に行われます。

胃がんの治療

胃がんの治療法は、がんのステージ(病期)や、患者さんの体の状態に応じて選択されます。

内視鏡治療(EMR・ESD)

がんが粘膜層にとどまる早期の段階で行われる治療法です。

内視鏡を使ってがん組織を切除するため、体への負担が少なく、入院期間も比較的短く済みます。

外科手術

がんの進行度に応じて、胃の一部または全体を切除します。

リンパ節郭清や再建術を伴うこともあり、根治を目指す最も標準的な治療法です。

化学療法

がん細胞の増殖を抑えるために抗がん剤を用いる治療です。

手術後の再発予防や、進行がんに対する延命・症状緩和目的でも行われます。

放射線療法

放射線を用いてがん細胞を破壊する治療法です。

胃がんではあまり一般的ではありませんが、緩和的な目的や他治療との併用で行われることがあります。

緩和ケア

がんが進行して根治が難しい場合に、痛みや不快な症状を軽減し、生活の質を高めることを目的としたサポート治療です。

胃がんの予防

胃がんを防ぐには、さまざまな原因となる要素に対して対策を取ることが大切です。

中でも、ヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)の感染は最大のリスク要因とされており、感染が確認された場合は早期の除菌治療が強く推奨されます。

除菌によって、胃がんの発生リスクを大幅に低下させることが可能です。

また、塩分の摂りすぎも発がんの原因となるため、漬物や干物などの高塩分食品は控え、野菜や果物に含まれる抗酸化物質を意識的に摂取することが推奨されます。

さらに、禁煙や節度ある飲酒も胃粘膜の保護に有効です。

生活習慣の見直しに加え、定期的に胃内視鏡検査(胃カメラ)を受けることも重要です。

特に50歳を過ぎた方は、2年に1回のペースで検査を受けることで、胃がんを早く見つけて治療につなげることができます。

草加西口大腸肛門クリニックでの【胃がん】の診療

草加西口大腸肛門クリニックでの【胃・十二指腸潰】の診療

当院では、胃の不快感や胸やけ、食欲不振などの症状がある方に対して、胃内視鏡検査(胃カメラ)を実施しています。

内視鏡で異常が確認された場合には、生検による組織検査を行い、胃がんの有無を確認します。

万が一、胃がんが疑われる場合には、精密検査および専門的治療が可能な総合病院・がん専門施設へ迅速にご紹介いたします。

また、当院ではピロリ菌の検査・除菌治療も行っており、胃がんの予防にも力を入れています。

胃がんの多くは無症状のまま進行するため、定期的な検診と早期対応が何より大切です。

症状がない方でも、胃がんの不安がある方は、一度クリニックにご相談ください。

胃がんに関するQ&A

胃がんは遺伝するの?
胃がんそのものが遺伝するわけではありませんが、家族に胃がんを発症した人がいると、生活習慣や体質が共通していることなどから発症リスクがやや高くなるとされています。
ピロリ菌がいなければ胃がんにならないの?
ピロリ菌感染は主なリスク要因ですが、感染していなくても胃がんになることはあります。
胃がん検診はどれくらいの頻度で受けるべきですか?
一般的に50歳以上では2年に1回の内視鏡検査が推奨されています。
早期胃がんなら完治できますか?
はい。早期に発見し適切な治療を受ければ、完治する可能性が非常に高いです。
検診での腫瘍マーカー検査は胃がんの早期発見に役立ちますか?
腫瘍マーカー検査は補助的な検査として用いられますが、単独では早期発見にはあまり向いていません。胃がんの確定診断には内視鏡検査が必要です。
若い人でも胃がんになるの?
はい。特にスキルス胃がんのように進行が早いタイプが若年層で見られることがあります。若いからといって安心せず、胃の不調が続く場合は検査を受けましょう。
ピロリ菌除菌後も胃がんになりますか?
除菌後でも胃がんになるリスクはゼロではありませんが、大幅に低下します。
胃の不調が続くときは何科を受診すればよいですか?
消化器内科や内視鏡内科など胃内視鏡検査が可能なクリニックを受診するのがおすすめです。
胃がんの予防で最も重要なことは何ですか?
最も重要なのは、ピロリ菌の感染があるかを調べ、必要に応じて除菌治療を受けることです。ピロリ菌は胃がんの最大のリスク因子とされており、除菌することで将来の胃がんの発症リスクを大きく下げることができます。
胃カメラはつらいと聞きましたが大丈夫でしょうか?
胃カメラはつらいイメージがありますが、当院では鎮静剤を使用し、ウトウトした状態で楽に検査を受けられます。また、鼻からの細い内視鏡での検査にも対応しています。
048-951-0421
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診療内容
肛門科、大腸カメラ、胃カメラ、消化器科、大腸がん検診
院長
金澤 周
(医学博士/日本消化器外科学会 消化器外科専門医・指導医/日本大腸肛門病学会 大腸肛門病専門医・指導医/日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医)
住所
〒340-0034
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  • 当院は『完全予約制』です。来院の際にはWEBから『診察予約』をおとりください。
  • 内視鏡検査の予約の際にはお時間がかかります。院内滞在時間短縮のため、事前に『大腸内視鏡検査前の下剤の飲み方』の動画をご覧になってからご来院ください。
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