腸内細菌検査|腸内フローラを調べて腸活に役立てる検査
目次

当院では、2026年6月1日より腸内細菌検査を開始しました。
腸内細菌検査は、便を採取して腸内細菌のバランス、いわゆる「腸内フローラ」を調べる自費検査です。
便秘や下痢を繰り返す方、お腹の張りやガスが気になる方、腸活を始めるきっかけがほしい方にとって、ご自身の腸内環境を知る一つの方法になります。
腸内細菌検査は病気を診断する検査ではないため、血便、便潜血陽性、体重減少、強い腹痛、長引く下痢などがある場合には、必要に応じて保険診療での診察や大腸内視鏡検査などをご案内いたします。
腸内細菌とは
私たちの腸の中には、多くの細菌がすんでいます。これらの細菌の集まりを「腸内細菌叢」または「腸内フローラ」と呼びます。
腸内細菌は、食べ物の分解や代謝、ビタミンや短鎖脂肪酸の産生、腸の免疫機能や腸内環境の維持に関わっています。
脂肪酸は、腸の粘膜のエネルギー源となるほか、腸内環境を整えるうえでも重要な物質です。
腸内細菌のバランスは、食事内容、年齢、生活習慣、ストレス、睡眠、抗菌薬などの影響を受けて変化します。
また近年では、便秘や下痢、お腹の張りだけでなく、大腸がんをはじめとする各種がん、肥満、糖尿病、動脈硬化、アレルギー、炎症性腸疾患など、さまざまな病気との関連も注目されています。
腸内細菌検査とは
腸内細菌検査では、便に含まれる細菌の情報を調べ、腸内細菌の種類やバランス、腸内環境の特徴を確認します。
一般的には「腸内フローラ検査」と呼ばれることもあります。
検査では、ビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌、腸内環境の乱れと関係する悪玉菌、いわゆる「やせ菌」「肥満菌(デブ菌)」など、さまざまな腸内細菌の傾向を確認します。
検査の種類によっては、大腸がん、便秘、下痢、過敏性腸症候群(IBS)、肥満、糖尿病、高血圧などとの関連が研究されている菌の傾向を確認できる場合もあります。
検査結果は、ご自身の腸内環境の特徴を知り、食事や生活習慣を見直すための参考情報としてご活用いただけます。
当院の腸内細菌検査について
当院では、腸内細菌検査として「マイキンソープロ」と「マイクロバイオミー」の2種類を取り扱っています。
どちらも便を採取して腸内細菌の状態を調べる検査ですが、調べられる内容や結果レポートの詳しさに違いがあります。
まずは、2つの検査の主な違いを表でご確認ください。
迷った場合は、まず気軽に腸活を始めたい方は「マイキンソープロ」、より詳しく腸内環境を知りたい方は「マイクロバイオミー」をおすすめしています。
マイキンソープロ
マイキンソープロは、腸内細菌の全体的なバランスを確認できる検査です。
主な特徴は以下の通りです。
- 腸内細菌の多様性や腸内フローラ全体のバランスを確認できます。
- 高血圧、糖尿病、IBS、大腸がんなどとの関連が研究されている腸内細菌について、参考情報を確認できます。
- 有用菌、いわゆる善玉菌や、要注意菌、いわゆる悪玉菌の結果をもとに、腸内環境を整えるためのアドバイスを確認できます。
- まずは気軽に腸内環境を調べたい方、費用を抑えて腸活を始めたい方に向いています。
マイクロバイオミー
マイクロバイオミーは、腸内環境をより詳しく調べる検査です。
主な特徴は以下の通りです。
- マイキンソープロよりも深いレベルで腸内細菌を調べることができ、より詳しい腸内環境の情報を確認できます。
- 腸内細菌が作るビタミン、短鎖脂肪酸、乳酸などの情報を確認できます。
- ご自身に必要な食物繊維や有用菌の情報を確認でき、結果に合わせた食物繊維サプリの案内があります。
- より本格的に腸活・菌活に取り組みたい方に向いています。
腸内細菌検査の流れ
当院の腸内細菌検査は、ご自宅で便を採取していただく検査です。
検査キットをお渡しした後、ご自身で採便し、検体をポストに投函していただきます。
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検査キットのお渡し
診察時または受付で、腸内細菌検査をご希望の旨をお伝えください。
検査内容をご案内したうえで、検査キットをお渡しします。 -
ご自宅で採便
検査キットに同封されている説明書をご確認いただき、ご自宅で便を採取してください。
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検体をポストに投函
採取した検体は、検査キットの説明書に従って梱包し、ポストに投函してください。
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検査結果の到着
検体到着後、検査会社で解析が行われます。
結果が出るまでの目安は、マイキンソープロで約4週間、マイクロバイオミーで約6〜9週間です。 -
結果説明外来
検査結果が当院に届いた後、結果説明外来で内容をご説明します。
結果説明外来は10〜15分程度です。
検査結果の見方や主な項目について確認し、ご自身の腸内環境を知るための参考としてご活用いただけます。
費用
腸内細菌検査は自費検査です。
健康保険は使用できません。
当院で取り扱っている検査の費用は以下の通りです。
| 検査名 | 通常価格 | キャンペーン価格 |
|---|---|---|
| マイキンソープロ | 22,000円(税込) | 19,800円(税込) |
| マイクロバイオミー | 44,000円(税込) | 39,800円(税込) |
※キャンペーン価格は2026年6月1日〜6月30日までです。
※検査費用には、後日の結果説明外来の費用が含まれます。
※結果説明外来は10〜15分程度です。
※検査をご希望の方は、診察時にご相談ください。
よくある質問
当院で取り扱っているマイキンソープロ、マイクロバイオミーはいずれも自費での検査となります。検査費用には、後日の結果説明外来の費用も含まれています。
腸内環境をより詳しく知りたい方、自分に合った食物繊維や有用菌の情報に関心がある方、より本格的に腸活・菌活に取り組みたい方には、マイクロバイオミーがおすすめです。 どちらを選べばよいか迷う場合には、診察時にご相談ください。
検査の種類によって、善玉菌・悪玉菌、やせ菌、肥満菌、いわゆる「デブ菌」、便秘や下痢に関連する菌、大腸がんや生活習慣病との関連が研究されている菌などの情報を確認できます。
検査の種類によっては、大腸がんや大腸ポリープとの関連が報告されている菌の傾向を確認できる場合がありますが、これはあくまでも腸内細菌の観点から見た参考情報です。
血便、便潜血陽性、便が細い、体重減少、腹痛などがある場合には、腸内細菌検査ではなく、まず保険診療での診察や大腸内視鏡検査をご案内する場合があります。
血液が混じると検査結果に影響が出る可能性があるため、生理が終わってから採便することをおすすめします。やむを得ず採便する場合は、できるだけ経血が付着しないように採取してください。
日頃の腸内環境を確認するためには、抗菌薬の服用終了後、約1か月程度あけてから採便することをおすすめします。
日頃の腸内環境を確認するためには、多量に飲酒した後は約1日程度あけてから採便することをおすすめします。
便の状態が普段通りに戻ってから採便することをおすすめします。
判断に迷う場合は、各検査会社の問い合わせ窓口へご確認ください。
採取した検体は、検査キットの説明書に従って梱包し、ポストに投函してください。
検査会社で解析が行われ、結果が当院に届いた後に結果説明外来を行います。
検査会社での解析状況により、結果到着までの期間が前後する場合があります。
時間は10〜15分程度です。
検査結果は、ご自身の腸内環境の特徴を知り、食事や生活習慣を見直すための参考情報としてご活用いただけます。
マイクロバイオミーでは、検査結果の見方を説明する解説動画や、結果について相談できる窓口が案内されています。
これらのサポートサービスについては、検査結果資料と一緒に案内があります。利用方法の詳細は、結果資料に同封されている案内をご確認ください。
検査結果をきっかけに、食事内容、食物繊維、発酵食品、睡眠、運動などの生活習慣を見直すことで、腸内環境を整えるヒントになります。
